福井県福井市にある地域密着型の"まちの法律家さん"

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2018年03月18日
その他
ある一定期間、その権利を行使しないでいるとその権利が消滅して請求できなくなることがあり、これを「消滅時効」といいます。
他人にお金を貸しても、催促もしないで放っておくとお金を返してもらえなくないこともある ということです。法律は、「権利の上に眠る者は保護しない」のです。
現行法では、
「権利を行使することが出来る時」から「10年」の時効期間を定めています。
さらに、例外的に職業や取引内容によって個別に事項の期間が定められていました。(医師は3年、弁護士は2年、飲食店は1年など)
今回の民法改正では、
権利を行使することができることを知った時から5年間行使しないとき、または、権利を行使することができる時から10年間行使しないときのいずれか早く到達するときに時効によって消滅する。
となり、例外的な「短期消滅」や、商法で定められていた「商事消滅時効」は削除されて原則的な消滅時効の考え方が統一されることになります。

これにより債権の管理については、簡便化されますが、これまで10年と考えれらていたものが5年で
時効に到達してしまうこともありますので、十分な注意が必要です。